CV79/35RFでの高負荷ファイトで上がったGT
■CV79/35RF 解説■ |
CVシリーズは 「ポッパーは上手く動いて、かつ、魚はきちんと浮いてくる」 が
具現化されていると思います。
CVシリーズは、柔軟性だけを特化させていません。
なぜなら、復元力がないと大きな魚が浮いてこないからです。
柔軟性と復元力のバランスが大事です。
この新しいポッピングロッドのシリーズは LGM SPシリーズとは別の
考えでつくりました。
このロッドのコンセプトは、ロッドの柔軟性 (クッション性)を
高めています。その効果の一番は、ポッパーが転がり難くなり ポッパーアクションがイージーになります。
自由度を持ったポッパーに対してシビアな操作無しに使う事ができます。
「GT−γを操作するのに、TBLシリーズが動かしやすい」
これと同じ事が自由度のあるポッパーにも言えます。 もう一つの効果が ”ヌメリのある生きた動き” が 出やすい事です。
これは、バイト率を上げる作用があると実験で感じています。
自由度が大きいポッパーは、動きが固定化していないので 安定性の部分が少なくなり、水面を転がりやすくなります。 このようなポッパーは良く釣れるのですが操作が 難しいです。
それを嫌って安定させすぎると、今度はGTの反応が 悪くなります。
この相反する要素を融合させる為に、ロッドの特性に 注目しました。自由度を持った ”生きたアクション” を
難しすぎる操作無しに出しやすくしたロッドがCVシリーズです。
もう一歩、掘り下げて、ポッピングポッパーの繊細な
部分にアプローチしています。
CVシリーズは 「ポッパーは上手く動いて、かつ 魚はきちんと浮いてくる」 が具現化されていると思います。
例えば、奄美のGTポイントでありますカニョ瀬の潮波の中でもCV(コーラルバイパー)は ポッパーの操作が楽に出来ます。
このロッドの特徴は、応答性の低下です。
あえて、応答性を悪くする事で、過敏な動きが出ないようにしているのです。
スポーツカーが高い応答性を持つのに対してファミリーカーはあえて、過敏な挙動を生まないように 応答性を低くしています。
人間の神経の反応スピードには限りがあります。
その反応が追いつかない場合に ”操作困難” が起こります。
CV(コーラルバイパー)はアクションのレスポンスを逆に 低下させることで、不規則に起こる潮波や高い波の時に ルアーに過敏な動きが出ないようにして、ルアーの操作を 簡単にしています。
CV(コーラルバイパー)は、キャストフィーリングは
LGM(ラ・グランメール)シリーズのような ”シャキット感” はありません。 リフトパワーもずば抜けて強力でもありません。 しかし、CV(コーラルバイパー)は潮波や荒波時に
人間のアクション操作の反応スピードが追いつかない時に助けになってくれると思います。
LGM SP(スーパーポッピング)シリーズとは
別コンセプトで ”釣れるポッピング” を目指しました。
■『CV79/35RF』 と 『CV79/40RF−SHP』 の違い■
CVシリーズは、標準的なパワーの 『CV79/35RF』 と モアパワーの 『CV79/40RF−SHP』 が
ございます。パワーが違うだけでなく、2つの特性は少し違います。
『CV79/35RF』は、力を大きく溜め込まずにブランクのベントが移行する設計になっております。
これは、キャスト ファイトに於いて大きな力を使わずに機能する特徴があります。
『CV79/40RF−SHP』 はブランクに力を溜め込みながらベントカーブが移行する設計になって
おります。ロッドのベリー バット部は大きな復元力を生んでいます。
どちらがよいか? これは大変難しい質問です。
『アングラーの持っている物理的な力』 『技量』 『使う波の状態』 『使うルアーの特徴』 『好み』 などで
答えが異なります。
どちらが良いかの答えを私は持ち合わせておりませんがヒントに書かせて頂きます。
●物理的に大きな力を使わずにGTを楽しみたい方は 『CV79/35RF』 がお勧めです。
●引き抵抗が比較的少ないポッパーをメインに使用する場合は 『CV79/35RF』 がお勧めです。
●ファイトで最初の引きでのされやすい方は 『CV79/35RF』 がお勧めです。
●LGM SPシリーズのシャープな特性が好きで、若干マイルドな特性のロッドをお探しの場合は
『CV79/40RF−SHP』 がお勧めです。
●引き抵抗が強いポッパーをお使いの場合は 『CV79/40RF−SHP』 がお勧めです。
●ロッドの復元を生かしたファイトが好きな方は 『CV79/40RF−SHP』 がお勧めです。
●少し大きめのポッパーをメインにご使用される場合は 『CV79/40RF−SHP』 がお勧めです。
※GT−γをメインにご使用の場合は TBLシリーズが使い良いと思います。
しかし、ボートが小型で喫水が低い場合は、CVシリーズでGT−γを動かしやすいです。
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■CV79/35RF スペック 価格■ |
Lgth. |
繋数 |
仕舞寸法 |
適合ライン |
ルアーMAX |
ドラグMAX |
自重 |
価格 |
2380mm |
1&H |
1685mm |
♯6 |
170g |
10kg |
380g |
¥71500 |
※ ロッドの仕様 パーツは改良の為に予告無く変更する事がございます。ご了承下さい。
※ 価格変更がある場合は、事前にHPでお知らせをさせて頂きます。
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■CV79/35RF 使用パーツ構成 グリップ寸法■ |
トップガイド |
中間ガイド |
バットガイド |
リールシート |
エンドキャップ |
Fグリップ長 |
Rグリップ長 |
MNST−16 |
MNSG |
MNSG40 |
DPS22 DL※ |
BRC22 |
210mm |
425mm |
※ DL = リールシート ダウンロック
※ Rグリップ長は、EVA+エンドキャップの長さです。
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■CV79/35RF 適合ルアー■ |
●90〜130g 引き抵抗が少ないポッパー
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■CV79/35RF 思い出のメモリアルフィッシュ■ |
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CV79/35RF |
GT45kg |
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CV79/35RF + HP130 |
カニョ瀬で |
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仲良くダブルキャッチ |
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CV79/35RF + イラブチャー |
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石垣島 宮古島 南西諸島 |
CV79/35RF + ダムセル90にて |
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